生活保護葬についての具体的な手続きや注意点を教えてください。

Question

母が先日亡くなり、現在川崎市内の病院に遺体が安置されています。母は港区在住で生活保護を受給していました。私自身も生活保護を受給しており、大田区に住んでいます。この状況で、葬祭扶助（生活保護葬）を利用して葬儀を行いたいと考えていますが、手続きや進め方に悩んでいます。

以下の点について、どなたかアドバイスをいただけないでしょうか？

病院から遺体を搬送する際の手続きや流れについて
港区または大田区周辺で生活保護葬を取り扱っている葬儀社の選び方と注意点
生活保護葬でカバーされる費用や、追加で発生する可能性のある費用について
葬祭扶助がどのように申請され、どこまで費用を負担してもらえるのかが具体的にわかりません。また、火葬のみの「火葬式」を希望していますが、最短で進める方法が知りたいです。

初めてのことで戸惑っています。どなたか詳しい方がいらっしゃれば、教えていただけると大変助かります。よろしくお願いいたします。

生活保護のお葬式 · Accepted Answer

生活保護のお葬式と申します。

この度はご家族がご逝去されたとのこと、心よりお悔やみ申し上げます。初めてのことで色々とご不安な点も多いかと思いますので、できる限り分かりやすくお答えさせていただきます。

まず、葬祭扶助制度についてですが、生活保護を受給されている方のご逝去に際しては、自治体の福祉課が費用を負担する「葬祭扶助制度」を利用することができます。この制度では、火葬にかかる費用やご遺体の搬送、必要最低限の安置費用などがカバーされます。そのため、ご家族に金銭的な負担はほとんど発生しません。ただし、生花や供物といった追加のサービスを希望される場合は、実費負担となることがあります。

手続きの流れとしては、まず病院から発行される死亡診断書をご準備ください。その後、お住まいの自治体（今回は港区または大田区）の福祉課に連絡し、葬祭扶助の申請を行います。この際、ご家族の中で生活保護を受給されている方がいれば、その証明書類を併せて提出することで手続きがスムーズに進みます。また、申請が受理されるまでには数日かかることもありますが、葬儀社が手続きをサポートする場合も多いのでご安心ください。

具体的なご葬儀の流れについては、火葬のみを行う「直葬」形式が基本となります。これは、ご安置から火葬までを簡潔に行うもので、大掛かりな式を行わずに済むため、ご家族にとっても精神的・金銭的負担が軽減されます。港区近隣であれば、品川区の桐ケ谷斎場や大田区の臨海斎場がよく利用される施設です。どちらも火葬場と安置施設が併設されており、スムーズに手続きが進められます。また、混雑状況により待ち時間が発生することもありますが、担当する葬儀社が調整を行います。

ご希望に応じて、安置施設の選定やご移動の手配も承りますので、まずは病院からご遺体を搬送する手配を優先して進めていただければと思います。その後、改めてお時間をいただき、お打ち合わせを行うことで、全体の流れを具体的に決めてまいります。

少しでもお力になれれば幸いです。ご不明点やご不安なことがございましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。専門スタッフが丁寧に対応させていただきます。

生活保護のお葬式
https://seikatsuhogo-osohshiki.com

初めての喪主への道しるべ · Answer

お母様のご逝去、心よりお悔やみ申し上げます。初めてのことでご不安も多いかと存じますが、以下にご質問の各点について、優しくわかりやすくご説明いたします。

1. 病院から遺体を搬送する際の手続きや流れについて

病院でお母様が亡くなられた場合、まず医師から死亡診断書が発行されます。その後、病院の霊安室に一時的にご遺体を安置しますが、長時間の安置は難しいため、速やかに搬送先を決める必要があります。

搬送先としては、ご自宅や葬儀社の安置施設が一般的です。搬送は専門の葬儀社に依頼するのが一般的で、病院から紹介される場合もありますが、ご自身で信頼できる葬儀社を選ぶことも可能です。搬送費用は距離や時間帯によって異なりますので、事前に確認すると安心です。 
手引き人

2. 港区または大田区周辺で生活保護葬を取り扱っている葬儀社の選び方と注意点

生活保護受給者の方が葬祭扶助を利用して葬儀を行う場合、各自治体の福祉事務所に相談し、指定の葬儀社を紹介してもらうことが一般的です。港区や大田区周辺には、生活保護葬に対応している葬儀社が複数あります。例えば、「東京葬儀」や「メモリアルニッソー」などが評判の良い葬儀社として挙げられます。 


3. 生活保護葬でカバーされる費用や、追加で発生する可能性のある費用について

生活保護葬（葬祭扶助）では、自治体が以下の費用を負担してくれることが一般的です：

搬送費用（病院から火葬場まで）
火葬費用
骨壷や収骨費用
死亡診断書の費用（1通分）
簡易な祭壇や棺の費用
追加費用が発生する場合

遺体保存のためのドライアイス費用（日数が延びた場合）
葬儀式を行う場合のオプション費用
※火葬のみを希望される場合、ほとんどの費用が葬祭扶助内でカバーされることが多いです。

4. 葬祭扶助がどのように申請され、どこまで費用を負担してもらえるのか

福祉事務所に連絡：まず、お住まいの自治体（大田区）の福祉事務所に連絡してください。港区のお母様の住所地でも手続き可能です。
必要書類の提出：
死亡診断書
葬儀社の見積書（生活保護葬に対応している葬儀社が用意します）
申請者の生活保護受給証明書
申請承認後：承認されると、自治体から葬儀社に直接費用が支払われます。
最短で火葬式を進める方法

火葬式のみを行う場合、死亡後1〜3日以内でスケジュール調整が可能な場合があります。葬儀社に希望の日時を早めに伝えましょう。
初めての手続きで戸惑うことも多いかと思いますが、葬儀社や自治体に相談することでスムーズに進めることができます。お力になれれば幸いです。

生活保護葬についての具体的な手続きや注意点を教えてください。

生活保護のお葬式

初めての喪主への道しるべ